内容 | 既存の屋根材を取り外し新しい屋根材を設置する工事です。 |
耐用年数 | 25年〜30年 |
メリット | 屋根下にある防水シートも交換するので屋根材が長く保たれます。 軽い好材料を選ぶことで地震発生時の倒壊の危険性を減少させます。 |
デメリット | 屋根全体工事の中では最も費用が高いです。 既存の屋根材を取り壊すので廃材処理費もかかってしまいます。 |
屋根材 | スレート瓦(薄い板状の屋根材)、ガルバリウム鋼板(鉄板を基材としてアルミニウム、亜鉛、シリコンからなるメッキ鋼板)、日本瓦など |
内容 | 現在の屋根の上から新しい屋根を被せる工事です。 |
耐用年数 | 25年〜30年 |
メリット | 屋根が二重になり断熱性・遮音性も高まります。 葺き替え工事に比べると解体費用や廃材処理費が抑えられます。 |
デメリット | 屋根下に換気口をつけて外気を取り込む必要があるので換気のために追加工事が必要な場合があります。 |
屋根材 | スレート、金属屋根、アスファルトシングルなど |
内容 | 屋根材の傷みが少ない屋根を清浄し、屋根材にあった塗料を塗装する工事です。 |
耐用年数 | 8年〜15年 |
メリット | 塗料によっては工事費用を抑えることができ、施工期間が短い特徴があります。 |
デメリット | 屋根の状態が悪いと、工事ができないことがあります。 塗り替え頻度が高くなり、結果総額が高くなる可能性があります。 |
傷んだ瓦屋根を交換し、補修する工事です。
■工事が必要な状況
瓦屋根にひび・ずれ・劣化が発生し、雨漏りが発生した場合、補修工事が必要になります。
ゴムのような収縮性のあるパテで雨漏り箇所などを防ぐ工事です。
■工事種類
打ち替え:既存のシーリングを全て撤去し新しいコーティングを補給します。
打ち増し:既存のシーリングの上に新しいシーリングを足します。
■工事が必要な状況
コーキングが切れている箇所や漆喰の劣化箇所を補修します。
まずは劣化した漆喰を全て除去、下地の準備終了後に漆喰を塗っていき、最後に表面を整えれば施工は完了です。
漆喰とは・・瓦や石材の接着や壁の上塗りなどに使われる接着剤(日本瓦に使用)
■工事が必要な状況
漆喰が劣化している場合、補修工事が必要になります。
劣化とは漆喰の剥がれ、一部落下により瓦の固定性が弱まり、瓦のずれ・割れが発生した時に補修工事が必要となります。
棟板金を固定している貫板の腐食や劣化で棟板金が浮きがったり、台風などで飛んでいってしまっている場合に補修します。
※火災保険が適用できるケースがあります。
雨樋に隙間やひびがある場合、補修工事が必要となります。
※雨樋工事には足場が必要なことが多いので、外壁や屋根の工事と同時に行いましょう。